凸版印刷は、宮城県仙台市で地下鉄ホームなどに電子ペーパーによるデジタルサイネージを設置し、文字を中心とした情報提供サービス「まちコミ」を開始した。地下鉄仙台駅、県庁、市役所、繁華街の最寄り駅である勾当台公園駅に電子ペーパーサイネージを設置し、広告主を募集する。電子ペーパーを用いた広告表示の商用化は世界初。
240×384画素(1画素は4×4mm)を縦5×横4面タイリングした72型モノクロマイクロカプセル型電気泳動方式電子ペーパーを設置。表示部の消費電力は最大4Wで、PHSによるIP通信で表示データを更新する。街のローカル情報、ニュース、天気予報、広告などを15秒ごとに切り替えて表示する。

2009年1月14日 FPD/PCB NEWS~1月14日