船井電機新応用技術研究所は、ロイコ染料を用いた反射型表示デバイス(Dynamic ECD)を開発した。
電圧によって色が可逆的に変化するロイコ染料の特性を応用。上下電極間(ギャップは50μm程度)にロイコ染料を含む溶液が充填されており、電圧印加すると無色から発色する。一方、逆電圧を印加すると無色透明になり消色する。印加電圧に対し非線形応答を示すので、単純マトリックス駆動が可能であり、A6サイズ(3本/mm)を0.1秒以下で表示可能。白反射率80%強、コントラスト8:1程度。書き込み電圧は6 Vだが、双安定性がないため表示の維持には、保持電圧3 Vが必要。
2008年11月17日 Stella通信
2008年11月18日 Tech-On!サイト
2008年11月21日 Tech-On!サイト