電子文庫出版協会を発展させ,2010年2月設立の日本電子書籍出版社協会(大手出版社31社が参加)は,2010年3月24日に設立総会を開催し,正式に活動をスタート。発展が期待されている電子書籍市場に対して,出版社の立場から、以下の3つについて検討を行なっていく(1)著作者の利益・権利の確保,(2)読者の利便性の確保,(3)紙の本とデジタル・コンテンツの連動・共存
今後はフォーマット委員会やビューワ委員会など4つの専門委員会を通して,具体的な検討を進めていく。
日本では、米アマゾンの「Kindle」やソニーの「Reader」などの電子書籍端末の本格な動きに対し,出版社としては,いつでもコンテンツ提供が可能な状態になるよう準備していく。

2010年3月25日 日経BP TechOnニュース