今年のクリスマス商戦で、電子書籍端末の売り上げの筆頭を走るのがアマゾンのキンドルである。また大手書店チェーン・バーンズ&ノーブルのNookも大人気で、いま注文しても、手に入るのは来年の1月15日以降。一方、ソニーの電子書籍端末は、初出荷が12月後半とクリスマス商戦から少し出遅れている。

多種多様な電子書籍端末の価格帯はおおむね200ドル(約1万8000円)以上。Nookが259ドル、アマゾンのキンドル259ドル、同キンドルデラックスが489ドル、ソニーは機種によって199ドルから399ドル。英・インターリード社のクーラー・Eリーダーが249ドル、アイレックステクノロジー社の「Irex Dr800SG」が399ドルだ。そして、最大の画面サイズをもつプラスチック・ロジック社の「Que」がビジネス向けとして来年初めに発売される(価格は未定)。

12月22日 東洋経済オンライン