韓国Samsung Electronics Co.,Ltd.は、共通電極にカーボン・ナノチューブ(CNT)を利用したフレキシブルなカラー電子ペーパーを開発し、FPD International 2008(2008年10月29日~31日)にて展示した。14.3型で画素数は1060×750、厚さは0.3mm。
CNTの採用により、IZOなどの従来の透明電極と比べて、フレキシブルな電子ペーパーを繰り返し曲げたときの性能劣化(抵抗上昇)が防止できるという。今回のCNTの透明電極の透過率は90%以上、導電率は1700S/cm。このCNT電極は、米Unidym, Inc.の技術を利用した。
2008年10月30日 Tech-On!サイト