米グーグルは、PCなどの電子端末で書籍を読めるようにする有料サービスを2010年中に日本で開始する。出版社の同意を得たうえで書籍の内容の一部分だけを読めるようにした「ブック検索」を拡大し全ページをネットを通じて有料で閲覧できるようにする。開始時点で最大1万冊をそろえる計画だが、現在大手出版社の多くは作品提供に慎重であるため、普及に時間がかかる可能性がある。

2009年11月25日 日本経済新聞