基板上に反射膜と透明電極、F(フッ素)樹脂層を積層し、その上に着色した油と水を封止した構造を採る。F樹脂層は疎水性であるため、通常は油で覆われている。電極に電圧を印加すると、F樹脂層は親水性に変わる。この結果、水が油を電極の端に押しやり、反射膜の色が現れる。これにより、2色表示を実現する。カラーフィルターを使用した物、CMYの液体をC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)のそれぞれに着色した油を積層してフルカラー表示を実現する物が研究されている。但し、メモリ性もしくは双安定性を有していない。(Liquavista社)