高分子材料として熱に反応して化学変化を起こすロイコ染料と顕色剤(酸性化合物)を用いたサーマル リライタブル方式のメディア。
これをシート状に形成し、該シートへの加熱・冷却方式をコントロールすることにより、可逆的に発色及び消色状態をコントロールし書換えを行なうことが可能となる。
メディアを加熱するとロイコ染料と顕色剤が結び付いて発色状態になる。加熱状態から急冷すると両材料は結びついたまま安定状態になり発色状態を維持する。加熱状態から徐冷すると両材料は分離して消色状態となる。
参考文献:面谷 信,『紙への挑戦 電子ペーパー』,森北出版(2003)